一昔前には、夏の子供はこんがり日焼けしているのが健康的!と言われていましたが、今や日焼けのしすぎはNGだという考えが一般的です。
子供が小さいときから、外出時は帽子や日焼け止めクリームで紫外線対策はバッチリ!というご家庭も多いことでしょう。
でも頑張ってケアしていたのに、幼稚園に入園したら今までのようなケアはできなくなります。日焼けが心配になりますよね。
朝、日焼け止めを塗っても数時間しか効果はもたないので、幼稚園の先生に塗り直しをお願いしたいところです。
でもたくさんの子供をみる先生に、日焼け止めの塗り直しをお願いするわけにはいかないですよね。
実際、たいていの園で先生が子供に日焼け止めを塗ることはないようです。
幼稚園でのできるかぎりの日焼け対策、特に心配な水遊び時の日焼け対策を考えて不安を少しでも減らしましょう!
帽子だけでは無理!幼稚園での外遊びの日焼け対策!
日焼け対策が心配なママは一度、幼稚園ではどんな対策をしているのか聞いてみるといいですよ。
私の子供の通う園は、日焼け止めの塗り直しを先生に頼むのはもちろんNGです。
しかし、園庭全体とプールの上を、黒い日よけのネットのようなもので覆ってくれるので、安心しています。
また、首の後ろをおおうカバーのついた帽子を着用している園もよく見かけます。
気温が高く日差しの強い時間帯の外遊びを避けている園もあるようです。
このくらいの園の対策ではまだ心配…というママは、家でしっかりと日焼け止めをつけてから登園させるだけでもだいぶ違います。
午前中くらいはその効き目も持つのではないでしょうか。
日焼け止めを塗るときは、たっぷりと量をとって、ムラがないようにまんべんなく伸ばします。
肌に塗りこむようにすると、肌への負担になるので、すうっと軽く伸ばして塗るのが良いでしょう。
どうしても紫外線に弱くて、腫れてしまう!というほどの子供さんだったら、皮膚科で診断書をだしてもらえるかもしれません。
診断書があれば、園によっては日焼け止めの塗り直しを検討してくれることもあるので、諦めずに相談してみましょう。
幼稚園の水遊びでは日焼け止めを使っていいの?
せっかく日焼け止めを塗っても、プールなどの水遊びをすると流れ落ちてしまいますよね。
そもそも、プールのときの日焼け止めが禁止、という園もあります。
衛生面に問題がある、という理由や、日焼け止めが体質に合わない子供もいる、という理由です。
集団生活をしているので、それは仕方ないところです。
うちの子供の園のように日よけネットがあれば安心ですが、そうでない園ではどう対策をすればいいのでしょう。
水遊びのとき日焼け止めOKの園なら、朝からしっかり日焼け止めを塗っておく、NGの園ならラッシュガードを使用しましょう。
また、スイムキャップにも首回りを覆うカバーのついたタイプの物があります。
ただしこれらの使用も園の了解があれば、ですが…
さらにラッシュガードやカバーつきスイムキャップは、子供の年齢が上がってくると子供が嫌がることもあります。
お友達がしていない、カッコ悪いなど、年中や年長にもなると子供も気にするようになるのですね。
こればっかりは子供の気持ちも尊重しながら親子でどうするか決めないといけません。
子供の日焼け止めの選び方はこちらです
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まとめ
これまで生活のすべてが自分の手の届く範囲にいた子供が、幼稚園に入園すると、手も目も届かなくなるのでそれまでのやり方通りにはいかなくなって戸惑いますよね。
日焼けに対する考え方も園や人によって違うので理想通りにはいかないこともあると思います。
ただ、特別肌の弱い子でない限りはそこまで神経質になりすぎなくてもいいのではないでしょうか。
紫外線を浴びなさ過ぎるとまた別の問題も出てきます。
できる限りの対策をしたら、あとはおおらかに見守る余裕があるくらいでいいようにも思います。