生き物に触れさせたい!
動物園を親子で楽しみながら家族の思い出にしたいと親なら思いますよね。
また、自分が動物が好きでわが子も連れていってあの生き物を親子で見たい!
という場合もありますよね。
しかし、せっかく連れていこうと6歳の息子に話しても
気乗りしなかったらちょっと悲しくなりますよね…。
6歳の男の子がなぜ動物園をつまらないと思ってしまうのかを考えてみたいと思います。
6歳息子が動物園をつまらないと感じる理由は?
もっと小さい、3歳や4歳くらいまでの時は
動物を見せたらなにかしらの反応をして結構楽しくしていたはずなのに…。
今回は「動物園に行こう!」と言っても
なんだか乗り気になってくれない…
という場合があります。
どうしてでしょうか?
考えられる理由をいくつか挙げてみます。
1:自分の好きなものがはっきりしてきた。
赤ちゃん時代はもちろん、2歳から4歳くらいまでは
親にどこかに連れていってもらい、そこにある何かしらのアクティビティで
よくわからないまま本人も楽しめたかもしれません。
例えば、ゾウさんが大きすぎてその存在に気づかなくても
ゾウのコーナーの柵のそばにトンボがいた、てんとう虫がいた…
など、小さいので目の前のことで楽しめてしまうのでしょう。
しかし、6歳にもなると
自分の好きなこと、興味のあることがはっきりしてきます。
ゾウに会うより戦隊ヒーローに会いたい。
動物を見るなら家でゲームをしていたい。
とかですね。
これは、成長にともなう変化なのでいたしかたないところもありますね。
2:親と動物園に行く、ということからの「卒業」
6歳ともなると、次の春からは小学生という子も多いです。
習い事などをしていたり、友達との関係も深くなってくると
6歳頃からは、もう親と動物園に行きたがらなくなる子も出てくると思います。
ですので、動物園に行くなら○○君と遊びたい
と思ってしまい、つまらないと感じる原因になっているのかもしれません。
3:全く「動物」に興味が無い
3歳くらいまでは、親が連れて行ってくれるところに何となくついていって
動物にもそれなりにリアクションしてきたかもしれません。
「ふれあいコーナー」で、モルモットにも嫌がらずそれなりに「ヨシヨシ」してきたかもしれません。
しかし、それは本当に動物が好きだからではなかったのかもしれません。
「ものごころつく」
という言葉は、ちょうどこの年あたりではないかと思いますが
そろそろ自分に興味があることと、ないことが自覚され、親にもきちんと言えるようになる年齢ではないでしょうか。
ですので、ただシンプルに
「動物に興味が無い」のであれば、どうしても「つまらない」と思ってしまうでしょうね。
動物園の楽しさを説明してもかえって嫌いになるだけ!?
あえて動物園のすばらしさや楽しさを
親の思いを込めて語ってみてもいいかもしれません。
それでも、つまらない・興味が無いという態度になってしまうのであれば仕方がありません。
子どもでも、大人と同じように無理に好きになるように仕向けられるのは
気分の良いものではないでしょう。
最悪の場合、「嫌い!」になりかねません。
しかし、6歳くらいですと
下に妹や弟がいれば、一緒に行ってもらわないといけない場合も多いと思います。
その場合
○○ちゃんが行きたがるから一緒に今日は行ってあげてよ
と頼む感じでも構わないと思います。
上の子というのは、自分より小さいきょうだいというものは可愛いからです。
動物園で、よくベビーカーを押してあげたりずっと付き添っている「上の子」をみかけますが
本人は納得してついてきていると思います。
あとは
「帰りに○○で何かおいしいものを食べよう!」など
さりげなく本人も喜ぶ「ごほうび」的なイベントを入れてあげると良いのではないでしょうか。
または
「じゃあ、次のお休みは○○が見たがってた映画に行こうね」などと約束すると、本人も納得してくれると思います。
さいごに
6歳の息子が動物園をつまらないと思ってしまう理由とそれに対する親の心持や工夫についてお伝えしました。
子どもの心は、日々成長し変化し続けています。
ついこの間喜んでいたのにもう喜ばない…
なんて、しょっちゅうですよね。
子どもに「無理強い」は禁物です。
しかし、下の子との兼ね合いや親の希望もあると思います。
そこもうまく取り入れ、本人だけに無理を強いることのないよう
家族みんなが楽しむにはどうしたら良いのかを考えながら動物園に行くことができれば良いですね。