歯ぎしりのあの音が、赤ちゃんから聞こえてくると
ギョッとしますよね。
生えたてでうっすら見える小さい歯は
本当にかわいいですが
夜になるとギリギリギリ…
と音を立てている
と感じているママにお伝えします。
赤ちゃんも歯ぎしりするのです。
まさか赤ちゃんなのに
歯ぎしりをするなんて!
必ず寝ている時に歯ぎしりします、
せっかく生えた歯が削れるような気がして
私は悩んで色々試しました。
我が家はバナナで治まりましたが
他にも試した方法をご紹介します。
赤ちゃんは歯ぎしりで削れるって本当?
大人でも歯ぎしりをする人がいますが
赤ちゃんの歯ぎしりは大人とは違います。
大人の歯ぎしりは
精神的プレッシャーやストレスからきている
と、一般的に言われます。
このことがあるため
歯の生え始めた小さい赤ちゃんから
ギリギリ…なんて音が聞こえてきたら
驚くわけです。
赤ちゃんの場合はどういったことが原因なのか、気になりますよね。
赤ちゃんの歯ぎしりは大丈夫なのか?
時期的なものなのか?知りたいですよね。
赤ちゃんの歯ぎしり、大人とは違う原因4つ!
調べてみたところ
赤ちゃんの歯ぎしりの原因は
次の4つであることがわかりました。
歯が生えてきてことを認識し始めた
歯が生えそろい始めると
前歯だけを歯ぎしりしたりする赤ちゃんもいます。
上下が生えていれば
その歯をすり合わせて歯ぎしりしながら
「ここに何かあるな」
と認識しているようですよ。
歯が生えそろってくると気になるのでしょうね。
ですので
歯が生えてくるのに伴って
歯ぎしりをする赤ちゃんは多くなるそうですよ。
歯茎がムズムズして歯がゆい
歯が生え始めるころ
グズグズしたり不機嫌になる赤ちゃんも増えます。
歯茎のむず痒さを歯ぎしりで解消していると言われています。
早い子だと
生後5か月前後に歯固めや玩具
身近にあるものを
カミカミしている子がいますが
同じ理由です。
歯を使う、噛み合わせの練習
生え始めた歯を赤ちゃんは
口の中にある物が何なのか
まだよくわかっていません。
なので、歯ぎしりをすることで
使い方を練習しているのです。
噛む力を鍛えている
歯ぎしりをする程の強い力で噛み合わせることで
あごの骨を硬くして筋肉を鍛えています。
食べ物を食べる準備を
歯ぎしりを行うことでしているのですって。
歯ぎしりの原因は4つありましたが
いずれも
赤ちゃんがきちんと成長している証
ということだということがわかります。
歯並びに影響が出る!? 歯ぎしりを辞めさせるべき? その方法は?
そうはいっても赤ちゃんが
「キリキリ」「ギリギリ」
歯ぎしりしていれば
ママは気になるし辞めさせたくなりますよね。
一番の心配は
歯並びに影響があるのではないか
と思っているのではないでしょうか?
歯並びに影響が出ても嫌だし
どうしたらやめてくれるのか
方法を知りたいママも多いはず。
そこでここでは歯ぎしりの対処方法についてご紹介します。
「歯固め」を与えてみる
デザインも可愛く玩具としても使える
歯固めがたくさん売っていますが
赤ちゃんに歯固めを持たせてカミカミさせる。
赤ちゃんはやたら口に入れたり
噛んだりしますよね?
これも「歯固め」という行動です。
歯固めというオモチャを噛むことにより
歯ぐきがマッサージされます。
この行動は
乳歯の成長やあごの発達を促す効果
もあると言われています。
私の娘にもバナナのデザインの歯固めを
持たせてカミカミさせていたら
しばらくかかりましたが
夜の歯ぎしりが減ってきました。
素材や形など赤ちゃんのために
こだわった歯固めは
たくさん売られているので
一つ玩具として与えてみても
よいのかもしれませんね。
声かけや気分転換をさせる
ありきたりですが、効果的な方法です。
夜間はできないですが
日中であれば声かけをしたり
外に出たりおもちゃで遊んだりと気を逸らすのも一つの手ですよ。
2歳になっても歯ぎしり!?削れるか心配
赤ちゃんの歯ぎしりは
本来自然に収まるようですが
あまりに度が過ぎる歯ぎしりの場合には
気にせざるを得ないこともあります。
度を越した歯ぎしりは
赤ちゃんの成長段階である
顎の発達や歯並びに影響が出るので
ママがあまりにもこれはちょっと・・・
というような歯ぎしりの場合には
一度歯医者さんに連れて行って
相談してみてもよいかもしれませんね。
2歳以降の歯ぎしりについては
成長過程ではなく「ストレス」が原因
だということも考えられます。
兄弟、姉妹のいるお子さんや
2歳以上のお子さんの歯ぎしりの場合には
環境の変化なども注意してあげましょう。
保育園、幼稚園に通い出してから
歯ぎしりが始まったなども
「ストレス」から来ている事が考えられます。
まとめ
赤ちゃんの歯ぎしりの
原因とその対処方法についてご紹介しました。
赤ちゃんの歯ぎしりは
大人とは違って成長過程の一つ
自然にしなくなることもわかりました。
むしろ、口内やアゴの成長のための
自然な行動であることがわかりました。
赤ちゃんは
歯ぎしりはなくても何かしらいつも
口にして遊んでいるものです。
このことで、アゴや歯の発達を自ら促しているのです。
これからは、歯ぎしりも歯固めの遊びも
いっそう温かく見守ってあげてくださいね。