柏餅の葉っぱは食べられる?緑と茶色の色の違い!

食べ物

5月の子供の日が近づくと、お店に並ぶ柏餅。おいしそうですよね。

柏餅には緑色の葉っぱのものと、茶色の葉っぱのものがあることに、気付いたことはありますか?

どこがどう違うのか?

そもそも柏餅の葉っぱって、食べるものだっけ?

などなどあらためて考えだすと、けっこう疑問が出てきます。

私も子どもに、「葉っぱは食べていいの?」と、聞かれて、あれ?どうだったけ?葉っぱを食べるのは桜餅だっけ?と混乱してしまいす。

そこで、ここでは柏餅の葉っぱについて、ハッキリさせたいと思います!

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柏餅の葉っぱは食べられる?

柏餅の葉っぱが食べられるかどうか、というと、一般的には食べません。

緑色の葉っぱは、つやつやと固めで、食べるのは無理かな、と思わせてくれるのですが、茶色の葉っぱは少し柔らかそうなので、なんとなく食べられる加工がしてありそう、にも見えますね。

しかし一度かじってみた人なら、分かってもらえると思いますが、固くて、噛んでもいつまでも、口の中に残る感じがします。

桜餅を包む葉っぱのように、柔らかくぴりっと破れて、絶妙な塩加減をあじわうようなものでは、ないのです。

そもそも前の章でご紹介しましたが、葉っぱを茶色くするのは、長期保存するため、でしたよね。

食べるために加工しているのではないのです。

もともと植物なので、身体に重大な害がある、というわけではないのですが、中のお餅をおいしく味わうためには、柏餅の葉っぱは、緑色であろうが、茶色であろうが、食べることはオススメできません。

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柏餅の葉っぱに緑と茶色があるのはなぜ?違いはあるの?

さかのぼること江戸時代、端午の節句に様々な縁起担ぎを、行うようになりました。

「柏餅」もその一つで、「かしわの木」は新しい芽が生えてくるまでは、古い葉が落ちないことから、「家系が絶えない」という縁起担ぎの意味で、柏餅を端午の節句に食べることが、広まっていったそうです。

さて、柏餅の葉っぱの色の違いですが、今は新鮮そうな緑色の葉っぱと、渋めの茶色の葉っぱのものがあります。

しかし江戸時代には、緑色の葉っぱのものだけだったそうです。

事情が変わったのは、明治時代。

日本が「新暦」を取り入れたときでした。

「旧暦」の5月5日は、「新暦」では6月上旬にあたるため、端午の節句が、約一か月前倒しになったのです。

すると、ここで問題が!

それまで20cmほどの大きさに成長した、「かしわの葉」を使っていたのが、1ヶ月早いと半分ほどの大きさにしか育っていないため、餅を包むことができなくなったそうです。

こまった柏餅屋さんでしたが、良いことを思いつきます。

今年大きく育った葉っぱを、どうにかして保存して、来年使えばいいじゃないか!

と思いついたのです。

どうしたかというと、大きく育った葉を、高温で蒸して殺菌し、それを乾燥させて次の年まで保存したのです。

すると葉っぱは茶色くなるものの、一年間きちんと保存できたのです。

こうして明治時代に茶色の葉っぱの、柏餅が誕生し、以後茶色の葉っぱの柏餅が定番になりました。

そして現代、真空パックの技術が進歩し、きれいな緑色のまま、葉っぱを保存できるようになりました。

本来の葉の色の緑色と、それまで慣れ親しんできた茶色、どちらも需要があるため、今では両方の葉の色の柏餅が存在するのです。

まさか「旧暦」から「新暦」へと文化が変わっていくなかで、柏餅の姿も変化していたなんて、驚きですね。

まとめ

端午の節句に、当たり前のように食べていた柏餅に、

こんな歴史があったなんて、面白いですね。

今度からお店で柏餅を見かけたときは、葉っぱの色にも、注目してみてはいかがでしょうか。

子どもと柏餅を食べるときに、その由来や、葉っぱの色の違いの話を披露して、楽しい親子の時間を過ごすのもいいですね。

尊敬されること、まちがいなしです!

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