突然の頭痛!薬は飲ませて良いの?子供が頭痛を訴えるとき

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子どものこと

子供が「頭が痛い」と

訴えてきたらどうしますか?

 

熱や腹痛と違って、

どう対処したらいいか

よく分からない人が

多いのではないでしょうか。

 

頭痛にも緊急に脳外科にかかるべき頭痛から、

風邪症状の一つの頭痛

そして大人だけと思われがちな頭痛まで、

様々なタイプがあります。

 

どんなタイプの頭痛なのか

しっかり見極めまて

対処法を探りましょう。

 

 

 

カロナール?ロキソニン?市販の頭痛薬は子供に飲ませても大丈夫?

頭痛はつらいですよね。

大人でも動く気にもならない頭痛ですが、

しかし、子供にも頭痛はおきます。

 

しかも子供頭痛の症状を

うまく説明できないので、

 

大人は、気のせいではないか?

甘えているのではないか?

と見過ごすなんてこともあるのです。

 

子供頭痛を訴えてきたら、

まずは子供の話をよく聞いて、

頭が痛くてつらい

気持ちを受け止めてあげてください。

 

それから症状を詳しく聞いたり、

様子を観察したりして、

どんなタイプの頭痛なのか

しっかり見極めましょう。

 

 

まず風邪やインフルエンザに伴う

頭痛の場合はあまり心配いりません。

 

風邪で病院にかかるでしょうから、

そこで出される風邪症状へのを飲んだり、

熱が下がれば頭痛もおさまるでしょう。

 

難しいのは、熱などの風邪症状はなく、

頭痛を感じる時間が短くて、

そのあとはケロッとしている場合です。

 

このとき頭がガンガンとするような、

とても強い痛みがある場合は

『片頭痛』かもしれません。

 

頭痛がよく効くので、

頭痛薬で対処できます。

 

子供頭痛薬を飲ませて大丈夫?

と少し怖い人もいるでしょう。

私も子供頭痛薬、と聞いて

はじめはいやいや、無理です!と思いました。

 

でもちゃんと小児用の頭痛薬があるのですね。

 

成分としてはアセトアミノフェンや、

イブプロフェン

が含まれる頭痛薬が有効なようです。

 

この成分が含まれているには

市販のものもあります。

 

ただ、初めて服用する場合には、

やっぱり小児科で相談して

服用の仕方を指導してもらう方が

安心かと思います。

 

また、締め付けるような痛みの場合は、

『緊張型頭痛』が考えられます。

 

動けないほどの痛みではなくても、

は効きにくいので、

別の治療法が良いようです。

 

緊張型頭痛の原因は、

姿勢の悪さや運動不足、

ストレスが挙げられるので、

生活習慣を見直したり、

同じ姿勢でいないようにしたり、

ストレッチなどを行うのが効果的です。

 

 

 

子供の頭痛…吐き気や嘔吐を伴う場合はこんな場合も!

頭痛でも吐き気や

嘔吐がある場合もありますが、

もっと怖い頭痛の原因を

考えなければならないこともあります。

 

それは頭をぶつけた場合です。

 

頭をぶつけた直後の頭痛と吐き気、嘔吐なら

原因は分かりやすので、

すぐ病院に行くでしょう。

 

しかし頭をぶつけた後、

数時間がたっていたり、次の日に

頭痛や吐き気、嘔吐の症状が

出ることもあります。

 

よく思い出してみれば

あの時頭をぶつけていた!

なんてこともあるのです。

 

この場合は脳の中で出血して、

その血のかたまりが脳を圧迫しているので、

かなり危険です。

すぐに病院へ行きましょう。

 

 

もう一つ、怖いケースは「髄膜炎」です。

 

髄膜炎とは

脳やせき髄の周りをおおっている髄膜に、

細菌等が入り込んで炎症を起こす病気です。

 

脳やせき髄という言葉が出てきただけで、

たいへん危険な病気といったイメージですね。

 

実際、命に関わったり、

後遺症が残ったりする

可能性のある重症な感染症なのです。

 

高熱と頭痛、嘔吐の症状があり、

風邪と間違えやすく

見過ごす可能性があるところが

さらに恐ろしいところです。

 

しかし髄膜炎には重要な特徴があります。

 

髄膜炎の場合は首筋が固くなるので、

アゴと胸をつけるように首を曲げさせても

くっつかなかったり、

首の後ろを痛がったりという特徴があります。

 

この特徴があったら

すぐに病院を受診する必要があります。

 

ただの頭痛と侮れない、

恐ろしい原因が隠れていることがあるので、

子供の様子をよく観察することが大切です。

 

 

 

まとめ

頭痛で辛そうにしている子供を見ると

一刻も早く

どうにかしてあげたくなりますよね。

 

頭痛薬に頼るのも一つの手段です。

 

しかし頭痛の原因によっては

頭痛薬が効かないこともあるので、

慎重に原因を見極めて

適切な対処ができるようにしたいものです。

 

そして危険な頭痛

見過ごさないようにしましょう。