子育ては見守ることが基本です。
見守る事で成長すると分かっていますが、
転びそうになると
ついつい手を出してしまうものですよね。
私の子育てと、
保育士の経験を織り交ぜながら
上手に子どもを見守る方法をお話しますね!
子育てママを悩ませる子供のわがまま…子供の本当の気持ちは?
子どもが生まれ、一緒に過ごす日々
抱っこをして、おっぱいをあげて、
遊んで幸せな時間だなぁ
なぁんて、夢見ていた日もありました。
しかし子育てっていうのは
なかなかどうして
やっぱり大変ですよね。
子どもの手先が
少しずつ器用になってくると、
色々と自分でやりたがります。
ご飯も自分で食べてみたり、
真似をして服をきてみようとしたり
積み木を高くまで積もうとしたり
母の気持ちとしたら、
ついつい助けたくなりますよね。
積み木はこう積んだ方が高くなるよ
ご飯こぼしそう!ママがやってあげる!
貸して!ママが着せてあげる!
と、優しさのつもりでやっていますが、
実はお節介のことも。
子どもとしたら、出来るからやるのではなく、
「やりたいからやる」
という気持ちなのです。
なのに、お母さんに手を出されると
邪魔をされた!と思っちゃうのです。
助けてあげた瞬間に熱が冷める、
なんてことになるのですね。
じゃあ好きにさせておいたらいいのか。
そのままにしておくと、
もちろん出来ませんよね。
積み木は崩れるし、
ご飯は口に運んでも途中で落とすし、
服は絡まってうまくいかないし…
んだよっ思ったより面白くないじゃんもぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!
うぇぇぇぇーーーん!!!
となってしまうのです。
こうなるとお母さんもげっそりですね。
でも、子どもは
お母さんを困らせようとしているわけでは
ないのです。
頑張ろうとしているのですよね。
とにかく、自分でやりたがった時は
一度させてあげましょう。
ほったらかしではなく、
そばで見守ってあげてくださいね。
すると、いつもつまずくところが
見えてきます。
そしたら、苦戦しているところで
少し手助けをしてあげましょう。
例えば、ご飯の時、
自分で食べようとしているときなど
口に運ぶのは上手なのに、
スプーンですくえないなら
「こうやってすくうんだよ〜」
と一杯すくうのを見せてあげたり、
はじめのうちは、
サッと本人に気づかれないように
スプーンで先に
すくっておいてあげ、
まずはできた!という成功体験をさせる。
そして、ここが肝心です。
できた時は大げさに褒めます。
そして抱きしめます
そうすると、できた!という
嬉しい気持ちが生まれ、
次もやってみよう!
という姿勢につながります。
もちろん、根気がいります。
時間もかかります。手伝った方がずっと
早いですから、その方が楽なのは確かです。
でもこの積み重ねが子どもの成長にとっても
大事ですし、
そういう時間を一緒に過ごすことで、
信頼関係もどんどん強くなるのです。
子供のわがままを利用する!子育てに活用できるコーチング術
動けるようになってきて、危険が増え、
ハラハラドキドキ。
はじめは素直で良かったのに、
賢くなるにつれて自分の意見を持ち始め
こちらのいう事を聞かない、
すぐ怒る、わがままを言いはじめます。
それに立ち向かうには
かなりのエネルギーがいります。
私も何度も娘とバトルをしましたよ。
きっとこんな私と同じお母さんも
たくさんいらっしゃると思います。
子どもの成長が進むと、
今度は自分の意思がはっきりしてきます。
その上、言葉がまだ未発達なので、
意思表示が難しく、態度に表して
わがままのように見えてしまうのですね。
でもこれがなかなか強敵です。
こちらに余裕がない時だと
ついイライラとしてしまいます
例えば、
お片づけしましょうと言っても、
本人はまだ遊びたい。片付けたくない。
なので話を聞きません。
何回言っても「いやー」と言います。
「じゃあもう知らない!!」
と突き放してしまうと、子どもはさらに
癇癪を起こしてしまい、手がつけられません。
そんな時には
「じゃあお母さんと片付け競争しよう。
よーいどん!」とゲームを始めます。
私が先に2、3個片付け、
「ほらほら、急げーー!!」
と子どもに促すと、
子どもも喜んで片付け始めますよ。
その間も
「お〜早いね!お母さん負けちゃう〜!」
と声をかけてあげます。
そして、最後の1つを片付けた時に、
またまたこれです。
めちゃくちゃ褒める!そしてハイタッチ!!
もちろん
これで次から出来るわけではありません。
また同じことを繰り返すと思います。
でもそういうものなのだと思います。
この繰り返しをすることで、
子どもは学び、次からは自分で出来る子に
なっていくのですね。
まとめ
こちらの時間の都合や要求を
子どもに強要していては
なかなか子どもと付き合うことは出来ません。
まずは同じ目線になり、
この子は何を思っているのか考え、
共感をしてあげるところから始めましょう。
そうすることで、
自分なりの子どもへの接し方というのも
生まれてくるかもしれません。