サンタクロースを自然に終わらせる方法や、良くない終わらせ方をすると子どもに影響はあるのかまとめています。
無理なく自然な流れの中で、サンタクロースを終了させてあげる方法はないか、頭を抱える親も多いでしょう。
私自身が子どもの頃なんですが、親が申し訳なさそうに告白してくれた日の事が今でも忘れられません。
・・・やっぱりというか、親から申しわけなさそうに伝えられたこともそうですし、なんか色々感情が複雑で・・・。
そこで経験を元にここでは、サンタクロースを自然に終わらせる方法と、やってはいけない終わらせ方はあるのかということ、子どもへの影響についても詳しくお伝えしています。
良かったら参考になさって下さいね。
サンタクロースを自然に終わらせる方法
サンタクロースを自然に終わらせる方法をご紹介します。
しかし最初から正直に言ってしまうと、100%の正解はない、ということになってしまいます。
子どもの成長の様子、家庭の雰囲気、兄弟姉妹がいるかどうか、お友達からの情報、という様々な要素によって、どんな終わらせ方をするのがベストなのか、ということは変わってきます。
上に年の離れたお兄ちゃん、お姉ちゃんがいるとそこから何となくサンタクロースの正体を察したり、お友達ですでに知っている子から聞いたり、ということもありますよね。
それでもサンタクロースを信じているという子や、うすうすサンタクロースの存在を疑い始めた子、真実を知った子のために、サンタクロースを自然に終わらせる方法をいくつか紹介します。
・サンタクロースの代わりにお父さんやお母さんがプレゼントを用意していると説明する。
サンタさんを信じている子にも、疑い始めた子にも使える方法です。
サンタクロース協会があり、公認のサンタクロースもいるので、本物は間違いなくいる、と言っても嘘にはなりませんよね。
サンタクロースはいるけど、世界中の子どものところに行くのは難しいから、お父さんとお母さんがプレゼントを用意していたこと、サンタクロースが子どもたちを幸せにしたい、という考えと同じ考えだ、ということを伝えてあげましょう。
そのときに、フィンランド公認のサンタクロース事務局という公式ホームページを見せながら説明してもいいですよね。
・サンタクロースからお手紙をもらう
「サンタさんは世界中の子どもたちのところに行かないといけないから、もっと小さい子にプレゼントを配るために、大きくなった〇〇ちゃんは今度からお父さんとお母さんからプレゼントをもらってね。」というような内容の手紙を用意する方法もあります。
これはサンタクロースを信じている子や、低年齢の子に向いているでしょう。
・聞かれたら本当のことを話す。
「本当はお母さんがプレゼント買ってるんでしょう?」と聞かれたら、正直に本当のことを話してしまうのも手です。
子どもがどんな気持ちで疑っているのか、ということにもよりますが、「本当は知ってるんだよ~。」と得意気ならば、なんで気づいたの?と聞いてみて、さすが、もう大きくなってきただけはあるね!と持ち上げてみてもいいかもしれません。
もうサンタさんはいない、とほぼ確信している子にごまかそうとすると、ウソをついてる!と反感をかってしまうことも…
良くない終わらせ方とその影響は?
サンタクロースを終わらせる良くない終わらせ方もご紹介します。
とはいうものの、こちらもズバリこれだ!というものはなく、その子次第、家庭次第、ということになります。
先ほども述べたように、下手にごまかすとかえって子どもに不信感を持たれてしまいます。
かといって、まだサンタさんを信じていたかった、という子に、全部ありのままに話してしまうのも夢を壊してしまうのでは、と心配になりますよね。
しかし、海外の研究によると、サンタクロースの正体を知っても、意外と多くの子どもたちが肯定的に受け入れる、とのことです。
そしてショックを受けた子どもも、そこまで強い感情ではなく、長く引きずるようなものではなかったようです。
親がやや心配しすぎているのかもしれませんね。
逆に、中学生まで純粋にサンタクロースを信じさせてしまった場合、同級生の間で浮いてしまったり、反抗期に真実を知ってしまってこじらせてしまう恐れがあるようです。
あまりに遅い終わりだと良くなさそうです。
また真実を話して終わらせるとき、まだ下に小さな弟や妹がいる場合は、内緒にしておいてね、とお願いしておきましょう。
「今度からはあなたも我が家のサンタさんになって協力してね。」とお願いしてもいいですね。
それから、お友達の家ではどのようなシステムになっているか分からないですよね。
サンタさんを信じているお友達に、ズバリ本当のことを言うのはやめておくこと、ましてやバカにするようなことは絶対にしてはいけないよね、と釘をさしておくのも大切です。
サンタさんは何歳で卒業がベストなの?
サンタさんは何歳で卒業がベストなのか、私のまわりのママさんたちの声を集めてみました。
『サンタさんは小学生まで!ほしい物がどんどん高価になるから無条件にあげるのはキツイ!』
『中学3年生まで。子どもも信じてないかもしれないけど、中学生までは子どもでいてほしい。』
『小学3年生でバレたので、それからは話し合ってプレゼントを決めている。』
何歳がベストか、というとこれも子どもや家庭次第ですね。
ただし、やはり周りから浮いてしまうことを恐れてか、中学入学あたりで卒業する、という声が多いようです。
子どもも小学校に入ったあたりから、お友達から「サンタさんはいないんだよ。」「うちは親からもらうよ。」と言う子が出てくるので、子どもが気づく可能性も高くなってきます。
7歳~9歳で気が付く子が多いですが、親を気遣ってか、親には知っていることを言わない子もいるので、卒業はやや遅れて、小学校高学年から中学校に入るまでに卒業する子も多いのではないでしょうか。
サンタクロースの終わらせ方まとめ
サンタクロースを自然に終わらせる方法と、やってはいけない終わらせ方、子どもへの影響についても詳しくお伝えしてきました。
ほとんどその子どもや家庭次第である、というハッキリしないお話になってしまいましたが、子どものことを一番よく知っているのは両親です。
子どもに合った終わらせ方をして、肯定的に受け止めてもらえるようにしたいものですね。