ホームプロジェクトの課題、すっかり頭から抜けていました!
一日で仕上げることは可能なのか?どう書けばいいのかさっぱり分からない…。
ホームプロジェクトと聞くと、なんだか手間がかかるような気がしますよね。でも、一日で取り組める方法やすぐに完了する簡単なテーマは存在します!
ホームプロジェクトとは、身の回りの問題をテーマに選び、「家庭生活の向上」を目指す計画のことです。
自分にぴったりのテーマを選んでホームプロジェクトに取り組むことで、より便利で心地よい生活を送ることができますよ!
この記事では、ホームプロジェクトの進め方、一日で取り組めるテーマ20選、評価のポイントなどを詳しく説明します。
「時間がないから」と適当に選んだテーマで進めてしまうと、評価が低くなって再提出となることもあります。
せっかく取り組むのであれば、良い評価を獲得したいですよね。
この記事を読んで、適切な書き方を理解し、ホームプロジェクトを一日で完結させましょう!
一日で完結!ホームプロジェクトの効率的な進行方法と選び方のポイント
ホームプロジェクトとは、「終わったら終わり!」というわけではないのです。
「解決できた」という結果だけでなく、その解決に至るまでのプロセスや反省点も重要な要素です。
一日でホームプロジェクトを達成するために、適切な進行方法と自分にぴったりのテーマの選び方をしっかりと把握しましょう♪
ホームプロジェクトの手順
1.【See】問題を見つけ、テーマを設定
自分自身の家庭生活を見直し、問題を見つけることからスタートします!
「これは不便だな」「これが心配だな」と思う箇所が、問題点です。
改良したい箇所を見つけ出し、気付いたことをノートに書き留めます。
問題点が見つかったら、その問題を解決するためのテーマを思い描きましょう。
テーマは、解決策を整理してまとめるイメージで考えると良いでしょう。
2.【Plan】解決策の計画を立案
テーマを設定した理由と目的に基づき、解決策の計画を立案します。
具体的な手段を考えることを心掛けてくださいね!
3.【Do】計画に従って行動
立案した計画を基に、実際に問題を解決しましょう。
書籍やインターネットでの調査、または先生や家族への相談があった場合は、それらをまとめておきます。
写真を撮って解決策の実行結果を詳細に記録しておくと、説得力が増しますよ♪
4.【See】活動を反省し、評価
ホームプロジェクトを反省し、次に向けた課題を考えます。
テーマの目的と合致していたかどうか、しっかりと確認することがポイントです♪
自分自身で評価を行い、家族・友人・先生からもフィードバックを得ましょう。
ホームプロジェクトのアイデアとテーマが浮かばない時の対処法
「家庭生活の問題をテーマにしろ」と言われても…。特に困っていることもないし、全然思いつかない。
テーマを設定する前に、まずは改善すべき問題を見つけることが必要ですよね。
問題が見つからない理由と、そのような時の見つけ方をご紹介しましょう!
1.日常の中の問題に気づいていない
日頃から見慣れている環境を、新たな視点で見直してみましょう。
「友人や恋人が自宅に宿泊する」を想像してみると良いでよ。
整理したい場所や、気になる箇所はありませんか?
2.既に問題は解決済み
あなたはもしかしたら、すでにホームプロジェクトを行っているのかもしれませんね。
以前感じていた問題でも全く問題ありませんので、自分の周囲を観察してみてください。
新しく購入した物、始めたこと、変えたことによって、何か改善されたことはありませんでしょうか?
3.家族が問題を先手で解決している
あなたの家庭生活を支えてくれる家族に、意見を聞いてみましょう。
何か工夫していることや、これから改善したいことがあるかもしれませんよ。
ホームプロジェクトのテーマリスト
衣・食・住・防災に関連するテーマを20個、ご紹介します。これらのテーマはすべて、一日で取り組むことができます。
100円ショップやスーパーマーケットで必要なものが手に入りますが、まずは自宅にあるものでできることから始めてみましょう♪
【衣生活に関するテーマ】5つ
衣替えを容易にするための折り方や収納方法を考案する
新たに衣類を購入せずに済むよう、既存の衣類のコーディネートを考える
洗濯物を効率的に乾燥させる手法を考える
手元にあるもので衣類のシミや汚れを落とす
古着をアクセサリーや小物にリメイクする
【食生活に関するテーマ】5つ
家にある食材だけで家族全員の食事を作る
高齢者や子供でも食べやすい料理を作る
非常食を活用したアレンジレシピを考える
苦手な食材を美味しく食べられるレシピを考える
疲労回復に効果的な食事を作る
【住生活に関するテーマ】5つ
掃除や整理整頓、収納方法を工夫する
睡眠環境を改善する
庭の草取りや虫除けを行う
ゴミを最小限に抑えた生活を実現する
家族全員が快適に過ごせるように部屋の配置を変える
【防災に関するテーマ】5つ
非常持ち出し袋の準備・点検
自宅にあるもので防災用品を作る
ハザードマップを見て実際に歩き、避難場所までのルートマップを作る
非常用のアイテムを実際に使用してみる
危険な場所を見つけ出し、家具の転倒防止を行う
家庭環境や条件は人それぞれ異なりますので、見つけた問題とこれらのテーマを参考に、自分に適したテーマを見つけてみてください。
一日で取り組めるテーマでも、しっかりとしたホームプロジェクトが完成しますよ♪
ホームプロジェクトの記述法:7つの要点
ホームプロジェクトを実施した後は、メモや記録を基にまとめる作業が必要です。
具体的な書き方のルールは特にないですが、ホームプロジェクトをまとめる際には、「どうしてその問題を選んだのか」や「テーマの目的は何なのか」をきちんと記述しましょう。
「家族を喜ばせたい」といった個人的な目的から、科学的な興味やSDGsといった社会的な取り組みまで、幅広い視点で目的を説明することが推奨されます♪
記述のための7つの要点
問題を選んだ理由とテーマの目的を明確に記述する
理由や目的については、SDGsなど広い視野で考える
計画の目指すところと詳細を具体的に書く
写真を撮影する
ホームプロジェクトの実施により、家庭生活がどのように改善したかを記述する
テーマの目的との整合性を評価する
反省点や今後の目標を記述する
日々の問題解決は「自分自身にできるSDGsの一部」
SDGsとは、私たちが地球上で生き続けるために、2030年までに全世界が達成すべき17の目標と169のターゲットを指します。
SDGsには公衆衛生、防災、環境保全に関する目標も含まれており、ホームプロジェクトのテーマと連携することが可能です。
例えば、「全ての人に健康と福祉を」という目標は健康的な食生活や生活習慣に関連があり、「住み続けられるまちづくりを」は防災対策と連携できます。
「つくる責任 つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」はエコ活動と関連性がありますね!
身近な問題の解決を通じて、社会的な問題解決に貢献しましょう。
ホームプロジェクトの評価基準:5つの要素
ホームプロジェクトの目的は、自分自身で問題を見つけ、それを解決する能力を養うことです。その目的が達成されているかどうかが、評価のキーポイントとなります。
書き方の要点を押さえることで、評価基準を満たすホームプロジェクトを作り上げることが可能です♪
評価のための5つの要素
テーマを適切に捉え、独自の工夫が見られること
計画がしっかりと立てられていること
家庭生活を科学的かつ社会的な視点から理解していること
家庭生活の改善に寄与していること
まとめ方や資料の利用法が適切で、テーマの目的に適合していること
ホームプロジェクトのサンプル【実践してみた!】
ホームプロジェクトの一例として、私自身も挑戦してみました♪
改善すべき点はたくさんあったのですが、今回は非常用持ち出し袋の検証と、避難場所の確認を行いました。
非常用持ち出し袋の検査と避難場所の確認を試みた
1.【See】問題の特定とテーマの選定
私が見つけた課題は、全部で4つありました!
非常用持ち出し袋の最後の検査から2年が経過し、非常食の消費期限が気になる
半年前に雪国に移住してきたため、必要な道具が揃っていないかもしれない
海沿いに住んでいるため、津波が懸念される
避難先が確定していない
SDGsの目標の一つにもあるように、全社会が安全に生活できるようにするためには、各々が防災意識を高めることが必要です。
もし私が間違った場所へ避難すると、誤解や混乱を招く可能性があります。
自分自身と家族の安全を確保する責任があるため、緊急時の備えはしっかりとしておくべきです!
2.【Plan】解決策の策定
非常用持ち出し袋の中身を整理し、欠けているものがないか調査する
水と非常食の消費期限をチェックする
携帯用充電器と予備の携帯電話を充電しておく
電池を新しいものに交換する
ハザードマップを手に入れる
3.【Do】策定した計画の実行
久しぶりに非常用持ち出し袋を開けてみました。
中に何が入っているか全く覚えていなかったので、リストを作るか写真で記録しておくべきだと思いました。
一つ一つ確認するのも手ですが、一度すべて出して並べてみると、不足しているものや余分なものを見つけやすいです♪
非常用持ち出し袋を検査した結果、4つの問題点が浮かび上がりました!
携帯用トイレが含まれていない
おでんの非常食があるのに、箸が入っていない
現金が200円しかない
雪国での避難生活に必要な防寒具が不足している
思っていた以上に、重要なものが欠けていました!
そこで、見つけた問題を考慮して、以下のものを追加しました。
非常食の消費期限はまだ先で、一安心しました。
携帯用充電器と予備の携帯電話を充電し、電池が必要なものは新品に交換しました。
ハザードマップは、各地の市区町村役場で手に入れることができます♪
公式ウェブサイトから印刷することも可能ですが、サイズが大きいので役場で直接もらうのがおすすめです。
必要なものをリュックに追加したところ、リュックがぎっしり詰まりました。
そのまま避難場所まで歩いてみたのですが、重さが約7㎏あるため、かなり大変でした。
4.【See】行動の反省と評価
必要なものが不足していたため、災害が起こる前に非常用持ち出し袋の検査ができて本当に良かったと思います。
万全の備えがあることで、日々の生活を安心して送ることができますね。
津波のリスクが気になっていましたが、ハザードマップにより安全なルートを確認できたので、家族と情報を共有します。
住環境や家族の人数、健康状態の変化に応じて必要なものも変わるため、年に1度は非常用持ち出し袋の見直しを行うことが大切だと感じました!
ホームプロジェクトを試してみた所感
始める前は少々面倒に思えましたが、実際にやってみると思ったより簡単で楽しい経験でした!
適切な手順に従えば半日で完了できるため、迷っているあなたも、ぜひ一度試してみてください。
ホームプロジェクトは厄介に感じるかもしれませんが、これは自分が感じている不便さを改善したり、先延ばしにしていたことに向き合う絶好の機会ですよ♪
非常用持ち出し袋に詰めるアイテム
このタイミングで、非常用持ち出し袋を作成してみるのはいかがでしょう?
何を詰めれば良いのでしょうか?
ここでは、災害時に役立つアイテムの例をご紹介します。ほとんどのアイテムは100円ショップで手に入るので、非常用持ち出し袋を準備する際の参考にしてみてください♪
また、あなたが必要だと感じるものを追加するのも良いでしょう。
災害時に役立つアイテムの例
飲み水・非常食・現金・マスク・作業用手袋・救急キット・懐中電灯・ラジオ・充電器・衣服・タオル・スリッパ・洗面道具・カイロ・ウェットティッシュ・携帯トイレ
普段から食べているものを非常食ともOKですが、長期保存が可能なものを選ぶと備蓄がしやすいです♪
私のように非常用持ち出し袋の点検を忘れてしまうことがあっても、安心です!
期限が近いものは食べて新品に置き換えれば、ローリングストック方式も活用できます。
ホームプロジェクトの一日で完遂可能なテーマと例の紹介
ホームプロジェクトは一日で達成可能
自分の周りの問題を見つけてテーマを設定し、問題解決に向けた具体的な戦略を立てる
行動計画を遂行した様子は詳細に記録し、全体を見直して自己評価を行う
問題が見つけられない時は、視野を広げたり、家族にアドバイスを求めたりしてみる
ホームプロジェクトをまとめる際は、その理由や目的を明確に記述する
理由や目的を、科学的視点や社会的視角から考えると評価が高まる
ホームプロジェクトを実行することで、より便利で快適な生活を送ることができる
ホームプロジェクトは適切な手順で進めれば一日で完成するので、あなたの関心に基づいて楽しみながら取り組んでみてください♪