餅にカビが生えてたら、どうしますか?
お正月前の餅つきしたお餅ってカビがあっという間に生えたりします。
また、お餅はおいしいですが、必ずといって良いほど食べきれずに余らせてしまいます。
餅に生えたカビの部分を除去する方法3パターンと、あまったお餅のカビを生えにくくする長期保管方法をご紹介します。
お餅のカビの除去法3パターンの紹介
餅のカビを除去するこの方法を3パターンお伝えします。
ほとんど餅カビはこの3パターンで除去でき、調理後は食べられるので知っておいて損はないです。
ピーラーで取る除去法
表面に、小さくできたカビ、初期のごくごく小さなカビなら(1ミリ以下)、ピーラーで削っての除去をおすすめします。
カビは根を生やして餅の中に存在します。
でも、ごく小さいものなら、範囲を広めにとり、ピーラーについている、ジャガイモの目を取り除く突起のような部分で、できるだけ深くほじってとりのぞくと、根もとれるでしょう。
後は、しっかり水洗いして食べてください。
包丁でしっかり切り取る除去法
餅だけに限らずカビは、種類によっては油断できない菌です。
カビを取り除く除去法、というよりは「カビとその周りをガッツリ切り取る除去法」くらいの気持ちで、大胆にきりとりましょう。
思い切って餅を切り刻むくらいの除去法で、できるだけ早く食べてしまいましょう。
包丁は力がいるのでおっくう…と思う場合は、電子レンジですこし温めてから切るといいでしょう。
カッターで削る除去法
上でもお伝えしてますが、カビは、カビと見えるところから数センチは、根を張っていると考えたほうがいいです。
ごくごく小さい、点のような餅のカビ以外は、大胆に切り取り除去することが必要になります。
餅が固く、包丁だと手が痛いな…と思う場合は、カッターで、削り取るのもいかがでしょうか。
餅の形状や、カビの生えている場所によっては、包丁よりもカッターを使った除去の方がやりやすいかもしれません。
手を切らないよう、注意深く切り取ったり、削ったりしてみてください。
お餅のカビのとり方、3パターンをご紹介しました。
スーパーやコンビニの市販のお餅は、賞味期限も長くなっています。
パック方法が進化していて、未開封ならば、このまま涼しいところにおいておけばいいのですが、
そうしたお餅であっても、カビが生えてたらやっぱりショックですよね。
餅にカビが生えてしまうのは、気を付けていても、やむを得ないことでもあります。
餅に生えたカビをこのような除去法で取り除き、削った後はおもちをよく流水で洗って水分を拭きとり、すぐに焼いたり雑煮やお汁粉にしたりして食べてくださいね。
お餅がカビにくいの長期保管方法
お正月前は、お餅を食べる気満々でたくさん買って、たくさん食べたかもしれません。
でも、さすがに食べ飽きた…という日がやってくるものですよね。
残っているお餅、無理して食べないで、なんとかカビを生えさせないように長期保管する方法を探りました。
冷凍する
残っているお餅を冷凍にする方法。数か月長持ちする方法です。
カビは、0℃以下の環境では繁殖ができないのです。
切り餅なら1ずつ、鏡餅や「のしもち」なら、切り餅くらいの大きさに切って、1つずつ、ラップにくるみます。
そして、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫に保管します。
食べる時は以下の通りに加熱してください。
調理方法例:
- 耐熱容器に、食べるぶんだけのお餅を、くっつかないように並べます。
- おもちがかぶるくらいまで水を注ぎます。できるだけたくさんの水を入れるようにしましょう。
- 2~3個の場合、ラップせず、600wで3~4分加熱します。
他には、冷蔵庫に移して自然に解凍させる方法もあります。
5ヶ月ほどはもつので、1月にやるなら、梅雨の時期あたりまでもちますね。
包丁で切ると手が痛くなるので 購入しました。
小さいと料理に使ったりしやすいし 焼くのも短時間で済みますよ。
乾燥させる
とにかく捨てたくない!食べきりたい!という場合は「乾燥」がいちばん長持ちします。
餅は小さく切り、風通しのいい場所で天日干しします。
魚や野菜を干すネットが、ホームセンターなどで市販されているのですが、それを使う方法か、食品乾燥の家電がお家にある場合は、それを使うのがいいですね。
天日干しですと、乾くまでには、数日かかります。
乾燥後は、湿気の少ないところなら常温でも保存できます。
食べる時は、油で揚げます。
「揚げ餅」や「おかき」にするのです。
半年は持ちますよ。
さいごに
今回は、餅にカビが生えた場合の除去の方法や、餅のカビを生えにくくする長期保管方法についてお伝えしました。
お餅を無理なく食べきるためには、上手な保管法は大事になります。
参考にして、おいしくお餅を食べきってくださいね!
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