洗濯槽クリーナーで、「オキシクリーン」の質の良さは定評があります。だけど、ちょっとお値段が高いのが気になる…と思う人も多いと思います。
オキシクリーンに変わるような、他の市販品でも、十分に洗濯槽の汚れが落ちれば、これに越したことはないですよね。
今回は、洗濯槽クリーナーの一般的な「市販品」と、「オキシクリーン」との値段の違い、そして一般的な「市販品」で汚れが浮いてこないのはなぜなのか?調査したいと思います!
洗濯槽クリーナー「市販品」VS「オキシクリーン」の違い
「オキシクリーン」と「市販品」の違いは何なのでしょうか?
「オキシクリーン」は、商品名です。「市販品」との違いは使われている成分によるものです。
成分
「オキシクリーン」の主成分は「過炭酸ナトリウム」です。
一般の「市販品」でも「過炭酸ナトリウム」が主成分ものを買えば、同じように使うことができますよ。
100均でも売られている「過炭酸ナトリウム」が主成分の酸素系漂白剤の代表的なものに、「オキシウォッシュ」というものがあります。
これは、「オキシクリーン」と同じように、主成分は「過炭酸ナトリウム」なので、ほぼほぼ同じと考えていいです。
違う点は、「オキシクリーン」と「オキシウォッシュ」に入っている界面活性剤の種類が違います。
また、アメリカのオキシクリーンには、香料が入っており、香りが気になってしまう人にはデメリットになります。
(ちなみに、日本の「オキシクリーン」には界面活性剤も香料も入っていません。)
値段
「オキシクリーン」は価格が高く、容量が多いです。
量販店の「コストコ」で、5キロほどのものが、2000円くらいします。
また、コストコで買う方が、他のお店やネット通販で買うより安いとされていますが、5キロのものをいっぺんに買って、自宅に保管しなければなりません。
これは、人によってはけっこうな負担になるかもしれませんね。
「オキシ漬け」をひんぱんにするなら、2000円は、そんなに高くないと思うかもしれません。
しかし、はじめて「オキシ漬け」をやるとか、試しにやってみたい…という人に、いきなり5キロはハードルが高いのではないでしょうか。
そうしますと、120gですが100円で買えてしまう、100均の「オキシウォッシュ」を買い、まずは試しに「オキシ漬け」をやってみるというのもいいかもしれません。
それで、継続して使えるか、試してみることができます。
まとめますと、「オキシウォッシュ」と他の市販品の違いは、「オキシウォッシュ」に入っている界面活性剤と、日本の市販品に入っている界面活性剤は種類が違うこと、アメリカのオキシクリーンには香料が入っていること、そして、価格や容量の違いがある、ということです。
「オキシクリーン」の代替え品ってあるの?
上で述べたように、「過炭酸ナトリウム」が主成分の酸素系漂白剤であれば、「オキシクリーン」の代替品である、と言えます。
使用法を、説明にそってきちんと行えば、どちらも効果はほとんど同じで、汚れが浮いてこないと慌てることはないはずです。
「オキシクリーン」は、すごく使う場合や、コストコが近所にあり、買い物に行けるのであれば、買うことにメリットもあるかもしれません。
しかし、それほどでもない場合は、いくら安くても「オキシクリーン」を買って使い続けるのは大変かもしれません。
市販品の「オキシウォッシュ」や、そのほかの「過炭酸ナトリウム」が主成分の酸素系漂白剤であれば、近くのスーパーやドラッグストア、ホームセンターにありますので、そちらを使うのもおすすめですよ。
ちなみに、「汚れが浮いてこない…」という場合は、「オキシクリーン」と市販品との違いというよりは、使用法になにかズレや間違いがあることの方が多いです。
ぜひ説明書をよく読んで、使用法を守って使ってくださいね。
オキシクリーンの洗濯槽掃除で汚れが出ないのって失敗なの?原因と対処法
さいごに
今回は、洗濯槽クリーナーの「市販品」と「オキシクリーン」との違いについてお伝えしました。
必ずしも、「オキシクリーンでないといけない」ということではないことが分かりました。
「オキシクリーン」が一般的には、どういう名称の成分でできているかを知れば、代替品も見つけやすくなります。
これから大掃除をするとき、無理せず買える方を選んで、スムーズにお掃除を終わらせていきましょう!