私は背の高い軽自動車に乗っているので、強風時の運転は横風を受けやすくてハンドルを取られることもあります。
それなら車の窓は閉めるより開けることで、風の通り道ができて逆に倒れにくくなるのでは?と思いますよね。
でも、強風時は車の窓を閉めた方が安全な2つの理由があります。
子供を車に乗せての運転も多いなら、車の運転中に強風になったとき、車の窓は開けるより閉める方が安全な2つの理由と運転中に強風の対応も調べましたのでシェアします。
強風時の運転 車の窓は開ける閉める?
強風時は車の窓を閉めた方が安全です。
確かに台風などの強風時、風が通るだけでも倒れにくいのでは?と思いますよね。
車の窓は開けるより閉める方が安全な2つの理由をお伝えします。
窓から入った風は車の天井を押し上げてしまうこともあるのです!
天井が押し上げられれば、当然車体は浮くようになって、結果、ますます横転しやすくなってしまいますよね。
台風が近づいたときに、
「窓が割れると入ってきた強風に吹き上げられ、天井が飛ばされて危険」
と同じようなことをニュースで見聞きしませんか?
それと同じことなんですね。
強風時、屋外ではいろいろなものが風に飛ばされています。
軽いものでは、ビニール袋や新聞紙などです。
前面ガラスの外側にくっついただけでも、視界が遮られて危険です。
開けた窓から飛び込んできて顔を覆ってしまったら余計、事故につながります。
軽くても固いもの、空き缶や木の枝も、強風と車の速度の勢いで飛び込んできたら、その威力はバカにできないですからね。
危険を感じるほどの強風の中では、不要不急の外出を避けて、屋内にいることが一番です。
だけど、子供のお迎えなどでどうしても車で出かけなければいけないときがあります。
予想より風が強くなってきてしまったときは、窓を開けて走行するのは危険だ、ということを知っておいて損はないですよ。
強風の運転で車が横転しそうなときは?
強風で車が横転しそうなときでも、窓を閉めきった方が安全です。
そしてもう一つ、安全に注意しながら速度を落とすようにしましょう。
車の窓が閉まっている事によって、身体が投げ出されて 車体の下敷きになる可能性が低くなります。
強い横風を受けると、車体が横風に押され、横滑りする力がはたらきます。
だけど車体は押されているのにタイヤと地面の摩擦でタイヤは引き止められるので、横転する可能性が出てくるのです。
台風が近くを通っている時などは、まちがいなく危険ですよね。
・ビルの谷間、山間部などを走行する時
・トンネルの出口や高速道路の防音壁のすき間を走行するとき
・橋の上や海岸部、土手の上などの風を遮るものがないところを走ってる時
これらの場所は強く風が吹くことがあるので危険です。
安全に注意しながら速度を落とすだけでも違ってきますよ。
なるべく横風を受けないような状況を考えて、運転するようにしましょうね。
強風時の運転は窓を開けていないかよく注意
もちろん、車の窓を閉めていたつもりでも同乗者が開けているかもしれません。
特に子どもが乗っているときは、窓を開けていないかよく注意しておきましょう。
5,6歳以上であれば、これらの危険な理由を簡単にでも話しておくと、それなりに理解します。
自分で気を付けることができる子もいますしね。
(それでも大人がチェックする必要はありますが^^)
それから、橋の上やトンネルの出口、せまいところは
風がより強くなりやすいので、特に気を付けるようにしたいですね。
そして、強風がふいてもハンドルをしっかりと握り、落ち着いて周囲の状況に合った運転をしましょう。
強風時の運転はくれぐれも窓を開けないように、気を付けましょうね!
まとめ
このように強風時は、車の窓を閉めた方が安全であるといえます。
春一番にともなう強風や、梅雨時や夏に天気が不安定になったとき、秋口の台風、冬の木枯らし。
日本には一年を通して強風のふく日が多くあります。
私も背の高い軽自動車に乗っているので、強風で横風を受けやすくハンドルをとられる事もあり不安になります。
季節感を感じられるのは良いのですが、車を運転する人にとっては、強風時の運転で怖い思いをしないためにも、窓を開けないように、気を付けましょうね!