年齢を重ねるにつれて、霜降りのお肉が食べられなくなってきた・・・そんな風に感じることはありませんか?
最近、和歌山県で紀州和華牛という新しい和牛ブランドが発表されました。
この和牛、近年の健康志向のニーズに合わせた、赤身の和牛ブランドのお肉なのです。
赤身だけど、かたくない?外国産とは違うの?
どんなお肉なのか気になりますよね。
この記事では、最近注目されている紀州和華牛について、調べてみました。
参考にしてくださいね。
紀州和華牛が買えるお店どこ?
2019年2月に、和歌山県で新和牛ブランドが発表されました。
「紀州和華牛(きしゅうわかうし)」・・・あなたは読めましたか?
牛肉と言えば、霜降り部分が多いのが高級とされてきましたが、最近の健康志向のニーズに合わせて、和歌山県が近畿大学との共同研究で、平成27年から赤身の牛肉を開発してきたのです。
それが、この紀州和華牛で、サシを抑えつつも柔らかさと美味しさを追求した黒毛和牛になっています。
現在は取り扱い店舗も限られています。
飲食店4店舗、小売店2店舗、卸売1店舗の計7店舗のみの取り扱いです。
出荷数が限られているため、取り扱いがあるか、事前に確認した方が良いでしょう。
取り扱い店舗(順不同)
店舗名 | 連絡先 | |
飲食店 | Meat Dining きた川牛侍 | 073-477-0029 |
カルビ一丁 | 073-421-7355 | |
和歌山麦酒造所 三代目 | 073-414-1231 | |
鉄板焼ステーキ 京橋デュッセル | 073-433-1700 | |
小売店 | Meat Garden | 073-477-5757 |
ミートファクトリー岩出店(牛王) | 0736-63-3000 | |
卸売店 | ㈱Meat Factory | 073-477-5757 |
(出典元:和歌山県HPより抜粋)
紀州和華牛のふるさと納税は?
本格的な流通は、2020年の予定です。
ですから、現在は当然、ふるさと納税はありません。
今後、対象になる可能性はありますから、定期的にチェックしてみても良いかもしれませんね。
紀州和華牛の値段はいくら?
ところで、お値段が気になるところですね。
「和歌山麦酒造所 三代目」では、和華牛内もものステーキ 1人前1200円(税抜)で味わうことができます。
「カルビ一丁」の場合ですと、
・赤身 単品 1000円(税抜)
・特撰ミスジ 単品 1780円(税抜)
・上カルビ 単品 1100円(税抜)
といったメニューがあります。
和歌山県外に流通するのは、まだ少し先になりそうです。
一足早く、紀州和華牛を味わう目的で、和歌山県まで旅行がてら遊びに行くのものも良いかもしれませんね!
補足:ネットで注文できるようになりました。
あえて赤身の紀州和華牛が40代向けな理由
さて、この赤身の紀州和華牛には、どんな特徴があるのでしょうか?
あえて赤身の紀州和華牛の健康効果
ビタミンEを従来よりも1.7倍含んでいる
ビタミンEは、抗酸化性作用があり、血管を健康に保ち、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制する働きがあります。
細胞の酸化を防ぐので、老化防止の効果もあるのです。
ちなみに、ビタミンEが不足すると、血行が悪くなり冷え症や肩こりになりやすくなります。
また、紫外線からの刺激から肌を守りにくくなり、シミなどができやすくなります。
女性にとっては、ビタミンEって、とっても大切なのです。
紀州和華牛に、ビタミンEが従来より多く含まれているのは、嬉しいですね。
みかんジュースやしょうゆのしぼりかすを使用
みかんジュースやしょうゆのしぼりかすを使うことで、高たんぱく、低カロリーの飼料になっています。
しかも、通常は廃棄処分していたものを利用するので、コストの面でも優秀。
良いお肉が手ごろなお値段で食べられるのなら、消費者にとっても嬉しいですね。
脂肪の量が一般的な黒毛和牛よりも約10%減少
脂肪の量が少ない分、食べやすく、年配の人でも量を食べることができます。
年齢を重ねるにつれて、脂っこい食事が辛くなりますが、これから沢山食べても大丈夫ですね。
赤身が良いと言われるのはなぜ?
赤身のお肉は、筋肉や血液を作るのに必要な、たんぱく質が多く含まれています。
L-カルニチンが含まれていて、脂肪の燃焼を助けるので、ダイエットしたい人にもおすすめです。
鉄分や亜鉛も多く含まれています。
鉄分は貧血の予防になりますし、亜鉛は健康維持や美肌に必要不可欠な存在です。
つまり、赤身肉は、健康維持や美肌を保ちたい40代以降の人にとって、とってもおすすめなのです。
もちろん過剰摂取は、逆に健康を損ないますから、ほどほどに食べるようにしましょう。
何でも食べすぎは良くありません。
まとめ
まだ発表されて間もない紀州和華牛ですが、これからどんどん展開されるでしょう。
このような健康を意識した赤身ブランド牛が、今後は、他にも出てくるかもしれません。
今まで霜降りに押されて、脚光を浴びる機会が少なかった赤身ですが、これから広く流通するようになるのが楽しみですね。