幼稚園を
どこに行かせようか悩んでいませんか?
子供がのびのび過ごせる園であれば
どこの幼稚園でも構わない
と思っていたけど
幼稚園ごとに、特色がまるで違うんですよ。
ちまたで言われているようですが、のびのび系の幼稚園は放任とは違いますからね。
誤解されやすいので、幼稚園経論の私の知識をお伝えします。
最近話題になっている
モンテッソリー教育も合わせて
ちょこっと、お伝えしています。
のびのび系幼稚園はいいと聞きますが、放任してるって事でしょうか?
よく耳にするんですが、違いますよ。
幼稚園の先生をやってる人は、皆子供大好きです。
ですから、子供をほったらかしに遊ばせていたり、好き勝手させているといった意味合いののびのびとは違います。
だと思って下さい。
子供同士でケンカが始まった、転んで泣いてしまった、等幼稚園児は素直に自分を表現します。
そんな時に、何か問題があれば少し手を貸します。
簡単な提案をしてあげるのです。
答えをそのまま教えるのではなく、子供達から答えが出るように誘って、その過程や出た答えを尊重して見守る。
ということです。
だから、のびのび系は自由にさせるとか、放任してるとは違うんですよ。
幼稚園選び!のびのび系の見分け方!!
といっても、幼稚園に入園してみないと分からない事も多いと思います。
蓋を開けたら合わないわ~って、他の幼稚園にすぐうつるわけにも行かないですよね。
だから、どのご家庭も真剣に幼稚園選びをしていますよね。
私も先生という職業柄、子供の様子でその幼稚園特が分かったりします。
それは私が先生であるからであって、私も今の仕事に就いていなければ、分からなかっただろうと思います。
幼稚園の特徴を知るには、幼稚園見学をして下さい。
そんなことか、とがっかりしないで下さいね。
説明会ではなく、見学ですよ。
幼稚園入園の説明会はどのご家庭も参加されるでしょう!そうではなく、通常保育の時間に見学させて貰って下さい。
説明会の時は私たち先生も緊張しています。いつもの雰囲気とちがいますから、ガチガチしながら保育やってるんです^^
通常保育の時間に幼稚園見学に行くと、
・子供同士のケンカ
・おトイレの行かせ方
・おやつの時間
・庭園の遊具で遊んでる子供達
これらの様子を見るだけで、色々分かるものですよ。のびやかにやっているのか、ただ放任されているだけの子達なのか・・・
お外で遊ぶ時間に子供達を見るのも良いですが、先生の様子を見て欲しいと思います。
先生は遊具で遊ぶ子供達をいつも気にしています。
譲り合い・できない・独りぼっちなどを見逃さず、子供達にどうしたら良いのか考えさせていたとしたら、のびのび系の幼稚園ですよ。
でも、見学したときに、違和感を感じるなら通えない選択を考えましょうね。
幼稚園で受けられる話題のモンテッソリー教育とは?
幼稚園は
それぞれの園で力の入れどころが違います。
特に私立は、行く園で全く特色が異なります。
勉強(数、文字、英語など)に
力を入れているところ
体操、音楽、独自のやり方
まさに100園で100通りです。
これは絶対にやって欲しい!
などの理想を思い描いておいた方が
スムーズに進むと思います。
と言っても、なかなかどんな園があるのかしら…と
思いつかないですよね。
今、話題のモンテッソリー教育、お伝えします。
モンテッソリー教育の基本的な考え方は
「子どもは生まれながらにして
自分自身を成長させ
発達させる力をもっている。
周りの大人は、子どもの自由を保証し
自発的な活動を助ける役割を果たすべきだ」
というものです。
- 環境をしっかり整えて
子どもたちの興味を引くような
成長段階に合った教具を用意し
自ら自主的に選べるようにする。
- 縦割り保育
(他学年の子達と一緒に過ごすということ)
で社会性や協調性を身につける。
- 先生は用意した環境の中で
子どもの成長を促すような教具を促す。
簡単な特徴をあげるとこのようになります。
今まで一般的に教育熱心といわれるような
園との違いといえば
先生が、「指導」するのではなく
「援助」するということでしょうか。
他の園は教材を用意して
みんながそれに取り組み、指導を受ける。
(全てがそうではありませんが…)
こちらは、子どもたちの自由に
自主性にまかせる。
先生があーだこーだと言わない
というのが大きなポイントかと思います。
あとは縦割り保育も
普通はあまりしないですよね。
園庭で遊ぶときに
他学年と遊ぶことはあっても
クラスとして一緒に過ごすということは
それだけ長い時間一緒にいますから
協調性を培うというのも頷けます。
教育的な所は厳しすぎるんじゃないか。
子どもが窮屈そう、好きなようにさせてやりたい
そういう考え方の人は
モンテッソリー教育の考え方に
合うかもしれませんね。
のびのびしているけれど
その中でしっかりと成長を感じる!
という声も実際多いそうです。
今までより幼稚園選びの幅が増えたように
感じますね。
園選びポイント
今例として
モンテッソリー教育を挙げたように
それぞれの園がどんどん独自のやり方を
展開しています。
それに固執せず、気になる園はしっかりと
調べてください。
そして、必ず園見学をしましょう。
なぜなら、その幼稚園の価値を決めるのは
教育内容ではなく
そこにいる先生だからです。
いくら素晴らしい教育内容でも
それを指導する、または援助する先生が
頼りないのではどうにもなりません。
例えばモンテッソリー教育で言えば
いくら環境を整えて
素晴らしい考え方のもとにあっても
それを促す先生がぼんやりしていては
意味がないのです。
そしてそれは実際に自分の目で見
そして話を聞くのが1番の近道です。
自分の宝を預けるわけですから
信頼できる方に預けたいですよね。
疑問に思ったことはなんでも聞きましょう。
幼稚園以外の選択肢も!?充実する幼児向け通信教育の最新事情
他の選択肢として
ちらほら聞くのが通信教育です。
子どもが出来ると色んなチラシが入ってきます(笑)
最近の通信教育はよく出来ていますよね!
子どもの成長に合わせて
興味を引くような教材を用意してくれています。
幼稚園ではなく
教育的な部分を通信教育でまかなう
というのも一つの手かもしれません。
とは言っても、集団生活の経験というものは
子どもにとってはかけがえのないものですから
そこは考えてあげたいですね。
まとめ
たくさんの選択肢があり
悩んでしまうのは当然です。
人間の土台は幼児期で決まる
と言われています。
それくらい大切な時期なのです。
きっと正解はありません。
それぞれのお子さんによって
合う合わないは出てくると思います。
その為にも妥協せず
1番ぴったりの園を見つけてくださいね。