幼稚園受験を考え始めたとき
受験までどんなスケジュールなのか
説明会での服装は?
どんな準備が必要かなど
知りたいことがたくさんあります。
初めての事であれば
わからなくて恥ずかしい思いをしないように
準備が必要です。
大学付属の名門と言われる幼稚園や
大学付属ではないけれどとても
評価の高い幼稚園など
幼稚園なのに受験が必要な園があります。
各幼稚園の募集人数に対しての受験者数は
毎年だいたい10~15倍になっています。
前もって、塾やお教室などで
受験準備を始める方も多くなっています。
必ずというわけではありません。
受験の1年前の秋頃から1年間準備します。
受験1年前の夏頃までに、親は受験するか
お教室はどうするか等の
考えをまとめておきましょう。
幼稚園の説明会や、公開行事の見学の際に
恥をかかない服装と
準備やスケジュールの立て方
をご紹介します。
幼稚園受験するためのスケジュール
お受験を考えはじめたら、
最低限できるようにして
おかなければならない事があります。
- トイレをできるように
- 自己紹介はフルネームでいう
- 「ぼく」「わたし」の一人称を使うようにする
- 歯磨き、お着替え、ハンカチ畳み
- 靴の脱ぎ履きと靴の揃え。
日常の中で常に行えば
自然にできるようになりますよね。
各幼稚園細かな違いはありますが、
全国的に受験日程は秋頃になります。
受験までの流れ
大まかな流れは次のようになります。
入園説明会(春と秋)
↓
募集要項、願書の配布(秋)
↓
考査、および、面接
↓
入園手続き
説明会は春と秋に行われる事が多いです。
幼稚園受験をしようと
早い段階から決めているご家庭であれば
前年度の説明会から出席すると
余裕を持って幼稚園選びができます。
幼稚園によっては
公開行事の見学や
未就学児が参加できるイベントを
企画する場合があります。
幼稚園選びの参考になるので
参加してみましょう。
願書配布、選考、合格発表は10月~11月に行われます。
翌年4月の入園が基本的な流れになります。
考査
各幼稚園、具体的な内容は発表されていませんが、
子供同士だったり、先生との対話
親との遊び等から
次のような事がチェックされます。
- 運動能力(身体能力)
- 知力
- 表現力
- コミュニケーション能力(社会性)
- しつけ(家庭環境)
面接
- 親だけの面接
- 親と子供一緒に揃って面接
- 親と子供別々に面接
面接の方法は
幼稚園によってスタイルが違います。
親子一緒の面接なら問題ありませんが
親と離れてしまった時
子供がどういう傾向にあるのか
把握しておく必要が有ります。
平気な子供もいれば、不安に思う子供もいます
親が子供のいつもの様子を
正直に伝えることが大切です。
面接では親が受ける一般的な質問は
下記のようなものがあります。
- 志望動機
- 家庭の教育環境や教育方針
- しつけについての考え
- 両親の仕事
- 普段の生活
- 兄弟姉妹との関係
- 保護者会の出席の可否
などですので、考えをまとめておきましょう。
幼稚園受験の常識!説明会の服装など
説明会に行くとき
一般の幼稚園では
きれいめの普段着で十分ですが
受験校に関しては
受験の流れの中のスタート地点という感覚です。
説明会での服装
受験当日や面接を行うときと同じ服装に
しましょう。
基本、濃紺のフォーマルな服装。
印象が大事なので
良き父親良き母親のイメージです。
お母様はワンピースやスカートに
長袖のジャケットが基本になります。
スーツとはいえ
リクルート風やキャリアウーマン風は
母親のイメージとして少し離れてしまいます。
お父様はシングルのダークスーツに
シャツは白が一般的です。
爽やかさと誠実さが感じられる
紺色が人気のようです。
ボタンダウンシャツはカジュアルなので
避けましょう。
持ち物
- スリッパ(ネイビーか黒のもの)
- 黒の貴重品バック
(本革のものがおすすめです。
ブランド物はフォーマルな場に
ふさわしくないので避けましょう) - サブバック
(資料など配布物もあるので
小さく折り畳めるもので良いので持参しましょう) - 手帳と筆記用具
- レインコートや雨具
- 扇子(夏の時期は便利です)
さいごに
幼稚園を受験するということは合格
不合格があるもので、
やはり厳しくなってしまう事も多くなると思います。
普段の教育やしつけが
受験の日に発揮されて初めて合格へ近づきます。
ただ、子供はまだ幼く、たっぷりの愛情を
感じた中の教育じゃないと
なかなか身につきません。
幼稚園合格までの教育が
苦痛になってしまっては残念です。
出来なかったときには厳しく叱るのではなく
失敗しても次に出来ることを
とても期待しているような、
暖かい雰囲気が必要です。
日頃からお手伝いをすることも
とても大切です。
お手伝いが出来たら、褒めるのではなく
「ありがとう」
と感謝しましょう。
満足感から
もっとお手伝いしたいと感じるはずです。
受験を控えると
どうしても家族みんなが堅くなりがちですが
子供らしく楽しく遊ぶ事も忘れずに
笑顔で合格に向かってがんばってください!