さんまが旬の時期になると、秋の訪れを感じて、お店に並ぶさんまを見ると、絶対に買おう!と気合が入ります。
定番は塩焼きですが、うちでは、さんまを蒲焼きにします。
手軽なのはもちろん塩焼きですが、実は蒲焼きにすると、冷凍できるメリットがあるのです。
意外と知らないさんまの蒲焼きを冷凍することのメリットと、正しい冷凍の仕方、解凍の仕方をご紹介したますね。
さんまの蒲焼の冷凍のメリット
さんまには栄養が、たくさん含まれていますが、特に旬の時期のさんまは、より脂がのっていて栄養たっぷりです。
脂、と聞くと心配になる人もいるかもしれませんが、さんまの脂は、不飽和脂肪酸、といって、血液をサラサラにしてくれる、優れモノなのでご安心を。
むしろ中性脂肪を減らしてくれるので、メタボリックシンドロームや高血圧予防になります。
また、記憶力アップや、記憶・認知機能をキープすることに役立つ、成分も入っていて嬉しいことだらけです。
そんな栄養素たっぷりのさんまを、旬の時期に冷凍できたら、旬を過ぎてもその栄養を
摂れる、というメリットがあるのです。
冷凍するなら生のままではなく、時間のないときでも、解凍するだけで、おいしくて栄養のある一品になる、さんまの蒲焼きがおすすめです。
さんまの蒲焼きは、三枚におろしたさんまに、片栗粉をまぶし、両面をフライパンで焼き、
蒲焼きのたれ(しょうゆ、みりん、砂糖など)
を絡ませながら煮詰めた料理です。
甘辛味がご飯に合うし、濃い目の味なので、おつまみやお弁当にもピッタリです。
特にお弁当には、朝の忙しい時間にもサッと用意できるし、つい肉や加工食品に偏りがちな、お弁当のおかずに、栄養満点の魚料理が加えられるので、重宝しますよ。
さんまの蒲焼の冷凍方法
さんまの蒲焼きを冷凍するときは、何枚か一緒に冷凍しようとすると、たれがあるせいで
くっついてしまいます。
夕飯のおかず用に、何枚か冷凍するときは、
1枚1枚の間に、クッキングシート(オーブンペーパー)を、はさむとくっつきません。
シートをはさんで並べた蒲焼きを、ラップでくるみ、冷凍用のジッパーに入れて、冷凍庫で保存します。
お弁当用なら小分けで冷凍
お弁当に使う時など、ちょっとだけ欲しいときもありますよね。
その場合は、蒲焼きの調理をするときに、最初から小さめに切って、焼いておくと良いでしょう。
お弁当などで使うぶんだけ、ラップにくるんで、冷凍保存です。
用途に合わせて、大きさを変えておくと、使うときに便利ですね。
解凍は蒸す
解凍するときですが解凍は必ず蒸しましょう。
少し手間ですが、できれば蒸すことをおすすめします。
電子レンジで温めるよりは、断然おいしくできます。
フライパンでする場合は、フライパンに蒲焼きと、少々のお酒を入れて、火をつけます。
お酒がフツフツしてきたら、フタをして、焦げ付く手前まで蒸します。
外側をパリッとさせたいときは、酒がなくなったら、フタを外してそのまま少し焼くと良いでしょう。
また、蒲焼きに酒をふりかけて、アルミホイルにくるみ、魚焼きグリルで蒸し焼きにする方法もあります。
大きさや調理する数にもよりますが、5~10分程度焼きます。
まったく時間がない、超急いでる、というときは、酒を少々振りかけて、レンジでチン、という手もあります。
味や食感は落ちますが、少しの時間もおしい!というときって、ありますよね。
まとめ
さんまの蒲焼きを冷凍することで、栄養たっぷりの青魚が手軽に、食べられるのは嬉しいですね。
それに青魚が苦手、という子どもって多くないですか?
塩焼きにするとあまり食べなくても、蒲焼きにすると、甘辛い味なので、パクパク食べてくれることもあります。
我が家の子どもは、さんまは骨や、苦い内臓があるので塩焼きには、あまりいい顔しませんが、蒲焼きなら骨も内臓もとってあるので安心して食べられるようです。
特におすすめな使い方は、小分けのさんまの蒲焼きを、たくさん冷凍しておいて、お弁当に活用する方法です。
中性脂肪が気になるけど、ボリュームのあるものが食べたい、というパパのお弁当には、まさに理想のおかずです。