おもちを冷蔵庫から出して調理するときに、気になる臭いがするときはありませんか?
カビのような臭いだと、食べてもいいのか迷いますよね。
カビそのものが見えないのに、カビ臭い時は、どうしたらいいのでしょうか?
この場合は、臭いそのものの原因が分かれば対処できますよ。
カビのような臭い餅は、食べられるのか食べられないのか、また食べるならどうすればいいのか、ご紹介します!
餅がカビ臭いけど食べられるのか?
餅がカビ臭い…。
カビ臭さがあまりにも強いと、それだけでもう食べられないですよね。
ただ、冷蔵庫のニオイがお餅に移ってしまっているだけの場合もあります。
その場合は、まず餅そのものにカビのようなものが見当たらないです。
しかし、「白カビ」が生えていた場合、見分けが難しいです。
冷蔵庫のニオイなのか、白カビなのかの見分け方をお伝えしましょう。
餅に白カビが生えてるかの見分け方
「白カビ」が生えていた場合、見ただけでは分かりません、見分けが難しいです。
冷蔵庫のニオイなのか、白カビなのかの見分け方、それは「湯通しする」です。
湯通しすれば、冷蔵庫のニオイなら消えてしまいます。
もし、湯通ししてもカビ臭いようであれば、それは「カビが生えている」ことになるので、食べるのはやめておきましょう。
また、表面には見えないが、中でカビが生えている、ということも考えられます。
におうのであれば、割るなり切るなりして、中身を確かめましょう。
先ほど紹介した、「湯通し」もおすすめです。
中を見てみて、青カビや黒カビを見つけたら、残念ですが、食べるのをやめましょう。
餅がカビ臭い理由と原因は3つ、解決するには?
先に、冷蔵庫のニオイが移らないようにする方法をお伝えします。
冷蔵庫のニオイが移らないようにするには、一つ一つラップで包み、さらにチャック付き保存用袋(「ジップロック」など)できちんと密閉します。
こうやって、冷蔵庫内の空気に直接触れないようにすれば大丈夫です。
(真空パックができればなおいいですね。冷凍庫保管もおすすめです。)
次に、カビやカビ臭さを防ぐには、「カビの生える条件」をなくす、抑えることです。
温度が原因
カビがいちばん活発に動き回るのは25℃と言われています。
しかし、これ以下だと大丈夫、というわけではありません。
この温度以下の冷蔵庫内でも、十分カビが生える可能性はあります。
冷蔵庫内でも、できるだけ低温のところに保管しましょう。
湿度が原因
カビは湿度も好みます。
80%以上が発生しやすいです。
冷蔵庫内はそれ以下で保つことができます。
しかし、餅を保管している容器内で、餅に水分が発生した場合は、そこでカビが生えます。
さきほどお伝えしたように、こまめに水分を拭きとるなど、取り除くようにしましょう。
「打ち粉」が原因
他によく言われるのが、餅どうしがくっつかないように使っている「片栗粉」がカビが生えやすい、ということです。
もちを保管するときは、片栗粉や打ち粉をできるだけ払ってしまいましょう。
1回水洗いして、水分をよく拭きとり、保管するのもいいでしょう。
昔は、カビの部分を切り取って、焼くなり煮るなり、加熱すればいい、と言われ、そうされてきました。
カビは見えなくとも、すこしカビ臭いお餅を食べさせられた経験のある人も多いです。
しかし、現在では、カビの根は深いことが分かり、見た目でカビを取り除いても、見えないところに根をひそめているそうです。
なので、カビを見たらすくなくともそこから3センチは深くきりとらないといけないのです。
しかし、市販のお餅や、のしもちなど、薄いお餅はそれだけでもう食べられるところがなくなってしまいます。
そうなるとかなり残念ですよね。
ただ、カビの毒は健康に害を及ぼしますし、カビ臭いお餅そのものは食べるのもストレスになります。
カビが生えてしまったら食べないほうがいいです。
ということは、カビを生やさないようにすることがやはり大事になりますね!
重曹を入れて冷蔵庫内に置いておくだけで、イヤなニオイを吸収してくれる寒いところ大好きペンギンちゃんです!こんな可愛いペンギンが冷蔵庫にあって、まさか消臭剤を置いているなんて誰もわからないですよね♪
さいごに
今回は、冷蔵庫に保管していたお餅に臭いがあった場合の判断と対処法、そして、カビが生えないための原因と対策をご紹介しました。
お餅にカビを生やして捨ててしまうのは、避けたいですよね。
この記事を参考にして、今年もおいしくお餅を食べきってくださいね。
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