ペットボトルを再利用して、水筒がわりに使っていませんか?
空いたペットボトルに、お茶を入れて持ち歩くなんて、普通だと思ってました。
でも子供が産まれて「衛生面」が気になるようになって・・・。
水洗いしただけのペットボトル大丈夫なのかな?と思うようになりました。
同じようなことで、お悩みの方も、きっといらっしゃることと思います。
そこで、ペットボトルに飲み物を繰り返し入れて使用することは、
・もし使うなら何回まで?
について、調べてみました!
ペットボトルの再利用が不衛生になる3つの理由
ペットボトル飲料を販売しているメーカーによると、
ペットボトルを繰り返し使用することは「おすすめしていません」
理由は、
未開封のときには、菌もなく安全なペットボトルですが、繰り返し使用すると不衛生になるから
どのような理由で、不衛生になってしまうのか、例を挙げてみましょう。
雑菌によるもの
まず一つ目は、唾液にふくまれる雑菌のために、不衛生になってしまいます。
ペットボトルはたいてい、飲むときに直接口をつけて飲みますよね。
するとペットボトルの口や、そこにふれるキャップで雑菌が増えていくそうです。
とくにキャップのふたの凸凹は、雑菌がたまりやすいのだそうです。
この雑菌、水洗いでは、落ちていかないというから厄介です。
傷がつく
次は、洗うことで、ペットボトルに傷がつき、雑菌が増えるからです。
繰り返し使うとなると、様々な方法でペットボトルを、洗うことになります。
ブラシ等でこすったときに、傷がはいると、その傷口が雑菌の格好のすみかになってしまいます。
容器にふくまれる物質
最後は、ペットボトル容器にふくまれる物質が悪影響だからです。
高温の場所に置いてあったり、直射日光があたると、ペットボトル容器にふくまれる物質が溶け出し、体内に蓄積して人体に、悪影響をおよぼす可能性もあるそうです。
表面が傷ついて、劣化していくと、より溶け出しやすくなるとも言われています。
この溶け出す物質ですが、出荷されただけのものであれば、安全基準をクリアしているので、過剰に心配しなくても良い、ということは申し添えておきます。
このように3つの理由で、ペットボトルを繰り返し使用すると、不衛生になる、とのことです。
私は経験がありませんが、不衛生なまま使ってしまい、腹痛や嘔吐に悩まされた人もいるようです。
ペットボトルを使い回しするなら何回まで?
ペットボトルは基本的に、1回のみの利用を想定して作られているので、メーカーはあくまでも、繰り返しの使用をすすめていません。
水筒の代わりに使用するのはやめておいた方がよいのですが、それでも
自己責任できちんと洗えば大丈夫では?
という方もいらっしゃるでしょう。
もし自己責任で、繰り返し使用するのであれば、5~6回を目安にするといいそうです。
繰り返し使用の例
たとえば平日仕事の日に、使用するのであれば、その間はきれいに洗って、きちんと乾かす。
そして、週末には新しいペットボトルに交換する。
と覚えておくと良いでしょう。
とにかく、しっかり乾かす事が大切です。
安全に使うための注意
ただし、少しでも
蓄積された汚れ、
ぬめぬめした感じ、
に気が付いたら、そのペットボトルは捨てる(リサイクルに出す)ようにした方が安全です。
最終的な再利用は、鉛筆削りの削りかす入れとして使うのも面白いですよ。
子供へのプレゼントとしても、喜ばれています。
まとめ
一度で捨ててしまわない、もったいない、再利用しよう、とする気持ちは素晴らしいものです。
しかし、それで病気になってしまっては、自分も家族もハッピーではありませんよね。
「もったいない」と思っていたはずなのに、治療費が余計にかかってしまっては元も子もありません。
ペットボトルを、衛生的に繰り返し使用することは難しい、ということを頭に入れておいて、もし使用する場合は、細心の注意をはらうようにしてください。
繰り返し使用したい場合は、コップを使って飲むようにして、直接口をつけないようにする、など工夫してもいいかもしれないですね。
私も今まで無頓着でしたが、たまたま運よく病気にならなかっただけ、と気を引き締めて、ペットボトルと付き合っていきたいな、と思います。
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