幼稚園にあるくらいだから、この遊具は安全なのだろうと思いますよね。
どこの幼稚園にも遊具はあり、子供たちは幼稚園での遊具が大好き!
滑り台、ジャングルジム、鉄棒、ブランコなどなど、遊具を見ただけで目をキラキラさせて、さあ、これからどんな遊びをしようか、とわくわくしています。
しかし、幼稚園にあるからと言って安全とは限りません。
幼稚園の遊具でも危険もいっぱいですよ。
幼稚園に通うお子様が、自宅近くの公園で遊具を使うときに、ママが見守る時のポイントをお伝えします。
安全な遊具のポイント
良い遊具とは、
というポイントを押さえたもの、ではないかと思います。
子供たちは私たち大人が、思いつきもしないような遊びを考え出して、大人をびっくりさせます。
それは遊具を何かに見立てた、ごっこ遊びであったり、大人が予想できないような、危険な使い方であったり…
私の子供が通う幼稚園でも、危ない場面を見た事があります。
それなりに高さのあるすべり台の上から、いつの間にか飛び降りる遊びが始まっていたり、お家の形をした遊具の屋根によじ登ったりしていました。
幸いすぐに先生が気づいて、事故には至りませんでしたが、ハラハラしますよね。
自由な発想で遊ぶことは良いことですが、突拍子もない遊び方で、重大な事故が起きてしまっては大変です。
優れた遊具とは
遊具における安心、安全についての、重大な考え方を知っておきましょう。
遊具には、「リスク」と「ハザード」という考えがあります。
「リスク」は、遊びの楽しさに伴う危険で、挑戦する意欲をかきたててくれる、予測できるものです。
「ハザード」は、あってはならない危険、死亡事故や重症事故につながる危険です。
遊具を選ぶときは、「ハザード」と「リスク」の考え方を参考にしてみてください。
遊具で起きる事故やトラブルは事前に回避
遊具には危険がつきものです。
幼稚園では、子どもたちを遊ばせる時には、必ず先生が一緒で、危険がないよう目を光らせています。
たくさんのクラスの子どもたちを、一斉に出す時には、全員の先生で見守ります。
ご家庭でも、子どもたちに、勝手に遊ばせるということは、しないようにしましょう。
事故やトラブルが起きやすいポイントを押さえることで、トラブルを回避することが出来ますよ。
滑り台
ただ滑るだけと思いきや、結構危険です。
だいたいの滑り台は、滑ってすぐは転落防止で、壁のようになっていますが、真ん中くらいからはありません。
年少さんの子が、真ん中に差し掛かった時に、横から落ちると言うことが考えられます。
横で支えるなど、補助がなければ、頭を打ち付けるなど、大けがをする可能性があります。
下から登ってこようとする子どもと、滑ってきた子がごっつんこ!、たんこぶを作っることも考えられます。
他の子が滑ってくるから登らないように、その子には声をかけてあげるなど、ママやパパが見守る事が必要です。
ジャングルジム
これは遊び方を間違えると、大きな怪我につながる危険が、最も高いです。
年長にもなると、ジャングルジムのジムのてっぺんで手を離し、「見て見て〜全然こわくない〜!」、なんて調子に乗ることだってあります。
てっぺんともなると、かなりの高さです。
2メートルを超えます。
この上から落ちたら、手を骨折することもあります。
高くまで上がってしまったら、一言、「落ちないように気をつけてねー!」と、必ず声をかけましょう。それだけで、危険度が違ってきますよ。
鉄棒
ジャングルジムに比べて、落ちてもそこまで高さはありません。
それでも鉄棒に座るなどして、落ちるなど考えられます。
実際にはそれよりも意外に多いのは、頭をよくぶつける事です。
鉄棒で回った後態勢を戻す時に、おでこをゴチン!という子が多い多い、たんこぶができた子もいます。
後は前に誰かがいるのに、お構いなしに前回りをして、思いっきり足が当たる、というトラブルも考えられます。
待つときはココ!と地面に線を書いて、それ以上近づかないように上手に誘導してあげましょうね。
ブランコ
ジャングルジムに次いで危険度が高い遊具。
自分でこいだものの、止めることができなくて泣いたり、落ちたりする子どももいます。
しかし、それ以上に怖いことが、ブランコが動いている前を横切った子の頭に、ブランコが直撃するような事態です。
頭を切るなどしますし、危険です。
これは家の近くの公園なんかでも、同じ事が言えますので気をつけましょう。
あげ出すとキリがないですが、大きなところはこのようなものです。
幼稚園では、先生たちがある程度、そういったトラブルを想定しながら、子どもたちを見ています。
雨の日に室内で体力が有り余ってる、外出自粛による運動不足対策として、鉄棒運動は家で楽しめますよ。
遊具で遊ぶときは目を離さない
普段公園でお子さんを遊ばせているなら、しっかりお子さんを見てあげてくださいね!
遊ばせている間、携帯をいじったり、他のママ友としゃべったり。
そういう時間も大切ですが、みなさんが思っているより、遊具には危険が潜んでいます。
もちろん、ビクビクしろと、いうわけではありません。
しかし、やはり警戒はしておかないと、どんなところで大きな怪我につながるか、わかりません。
危機感は常に持ちながら、必要ならば側で支えてあげてくださいね。
外では遊べない、家のおもちゃに飽きてしまった、ということもありますよね。トイサブするのも飽きさせない手ですよ。
まとめ
思わず大人も遊びたくなるような遊具を、幼稚園や保育園、公園で見かけることが多くなりました。
ただの遊び場としてではなく、連続性や物語性、回遊性など各メーカーが工夫をこらして、考えているのでしょう。
今の子供たちが羨ましいくらいです。
子供たちがどんな反応で、どんな顔で遊ぶのか、思い出に残る一場面にふさわしい遊具なのか。
そんなことも考えて、遊具を選んでみてはいかがでしょうか。
■子供との遊びに困ったら
>>連休は暇!子供と2人でもお出かけしてもお金を使わない場所4選!
■合わせて読みたい
>>大型連休の夫が子供と遊ばずイライラする!もし仕返しするなら方法は?
>>水遊び用オムツで温泉はアリ?赤ちゃんを大浴場に入れるのは非常識?