子供が1歳になると、卒乳のやり方について考えるようになりますが、やり方のポイントなど簡単には聞けないですよね。夜間断乳の仕方や、添え乳をやめるきっかけなど、育児には悩みがつきものです。
昔は1歳になると断乳しなさいという考え方が強かったみたいですが、最近は好きなだけ飲ませてあげたらいいという考え方ですし・・・。
ですが、仕事に復帰するから1歳頃までに断乳を考えているママも多いんです。
そこで、しっかりと断乳に向けての準備をするには、どういう生活を送れば良いのか?卒乳のやり方のポイント、夜間断乳の始め方や添え乳のやめ方などについてご紹介します。
昼と夜の断乳時期の過ごし方をなどについても、お伝えします。
卒乳のやり方のポイントは?
子どもがいるママさんの悩みの種の一つ、それは卒乳のやり方、断乳ですね。
断乳はこちらの都合なので、やはり卒乳よりはなかなか大変なのです。
「赤ちゃんが自然とお乳を欲しがらなくなり、そのまま飲まなくなるのが卒乳」、つまり赤ちゃんの都合です。
断乳は、「何か理由があってお乳をやめること」で、こちらの都合なんですね。
卒乳のやり方 昼間から母乳なしにする事が秘訣
突然、卒乳するわけには行きませんから、段位を踏んでいきましょう。
まず、昼間の断乳について話します。
昼の授乳をやめるには、どうしたらいいか。
昼の授乳をやめるには、出かけてしまうことが実は一番効果があるんです!
子どもの楽しめるところに出かけ、外でたくさん遊ばせてあげましょう。
そうすることで、出かけている間は、お乳を欲しがらない可能性が高いですし、疲れさせてしまえば寝かせるのも楽です。
お乳を飲まないことで、水分不足になることがありますので気をつけてこまめに、水分を飲ませてることも忘れずに。
昼間にお乳を飲まず、夜の寝かし付けの時だけになれば、次の段階です。
夜間断乳までをスムーズにする秘訣
卒乳のやり方で、一番困ったという声が多いのが、夜間断乳です。
夜間断乳までをスムーズにする秘訣をご紹介します。
・もうすぐおっぱいは終わりだということを話す
・昼間はたくさん遊んで疲れさせる
3日はスケジュールを空けておく
完全に断乳をする日を決めるときは、必ずそこから3日ほどは、スケジュールを空けておきましょう。
できればパパのお仕事もお休みで、子どもの相手を手伝ってもらえるときの方がおすすめです。
なぜかというと、断乳を始めて3日ほど過ぎると、子どもももらえないことを理解し落ち着く傾向にあるんです。
そのかわりその3日は、なんとかあげないように工夫が必要なんですね。
お盆などの、長期の休みを利用する方が多いそうです。
日が決まったら、その日までは好きなだけ飲ませてあげてかまいません。
もうすぐおっぱいは終わりだということを話す
断乳数日前になったら、カレンダーを見ながら子どもに、もうすぐおっぱいは終わりだということを話しましょう。
この日に終わりだとわかるように、印をつけておいてあげるといいと思います。
そして毎日あと何日だね、と子どもと話し子どもに心の準備をさせてあげましょう。
これをするのとしないのだと、ずいぶんと変わってきます。
1歳にもなるとこちらの話も、ずいぶんとわかるようになってきます。
いきなりおっぱいダメ!といわれるとどうして?!となりますが、ある程度先に予告しておくことで、少しではありますが、子どもも受け止める準備が出来てきます。
昼間はたくさん遊んで疲れさせます
そして断乳当日、ついにこの日がやってきた!
ここからは子どもとママさんの我慢比べです。
夜に寝やすいよう、昼間はたくさん遊んで疲れさせましょうね。
とお伝えしましたが、それですんなりと寝てくれればいいですが、そうはいかない事の方が多いですからね、ムリだけはしないで下さいね。
夜間断乳までをスムーズに行かない時
この1日でなんとか出来たらいいですが、そんなにすんなりいくのはごく一部。
実際はお乳欲しい!眠たい!でイライラしまくりの大泣きでしょう。
ここで大事なのは、どれだけ泣いても絶対にあげないこと。
一度折れてしまうと、次も泣けばくれると思って余計に断乳が難しくなります。
子どもが落ち着く音楽などをかけてやるのも効果的ですよ。
背中をさすってあげて安心させてあげたり、歌を歌ったり、その子によって落ち着く条件が違いますから、思いついたことは全てやってあげましょう。
卒乳のやり方のポイント、断入時の夜泣き対策!
断乳時の夜泣きは本当に大変ですから、ここはパパの力も借りましょう。
ママの顔を見ると、おっぱいを思い出して泣き出す子もいます。
いっそことここはパパに任せ、ママは別の部屋で寝てしまうのも手です。
子どもの泣き声、パパの戸惑いが部屋越しに伝わってきても、そこは我慢なんですね!
夜泣きは一生続くわけではありません。
ここ数日を乗り越えたら!と割り切って、思いっきり泣かせちゃいましょう。
ママはその泣き声に、罪悪感を抱かずにはいられないかもしれませんので、あまり思い詰めないようにして下さいね。
子供がママを必要としているなら、折れるのもアリですから。
パパは大変ですが、いつもママはこうやって子どもを見てくれているのだと、感謝を感じながら、ママの代わりになってあげてください。
まとめ
卒乳を考えているが、卒乳のやり方が分からないし、どういう生活を送れば良いのかと不安なママさんへ、卒乳のやり方のポイント、夜間断乳の始め方や添え乳のやめ方などについてお伝えしました。
子どもの断乳は大きな試練となります。
ママと子どもだけのイベントではありません。
家族全員で協力をしてこの試練を乗り越えましょう!